協働ロボットの先駆者Rethink Roboticsが廃業、業界に衝撃
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注目のコメント
ええ!という感覚と、やっぱり・・という感覚が混じっています。多額の資金を調達していましたが、実際に稼動している姿をあまり見かけませんので。実稼動しているのはユニバーサルのアームばかりです。ロドニー・ブルックスさん、オモロイおっさんなのですが、元気なくしてるのかな・・・誰にも買ってもらえなかったんだ・・
Kenji Aさんが仰るように、ロボット商売はスケールしない。だから、結局超高額の大型ロボットしかこれまで商売になっておらず、コーロボットは期待の星ではあったのですが、ではそれを小ロット生産でも採算とれるほどの画期的な技術ブレークスルーがあったわけでもなく、RaaS(Robot as a Service)でも爆発的に伸びるアイディアがあったわけでもありません。
ホントに、ロボットの現場の皆さんは苦労していて、マスコミで「ロボットが人にとってかわってしまう、タイヘンダー」とか言ってるのがどこの世界の話かと思います。リシンク廃業ですか…
弊社にも一度来社いただき、デモを見せてもらった事があります。
協働ロボットは(既存の方法で自動化がある程度進んでいる)製造業に売り込もうとしても、安全基準に引っかかったり、もっと安く速く精度よく自動化する手法と比較されたりして、なかなか受け入れてもらえない難しさがあると思います。
一方で、自動化の進んでいない業種の場合、そもそも顧客側に構想・実装スキルがないため、コンサル的なところからスタートし、実装の面倒を見る業者ともパートナーを組む必要があります。ロボット単体ではなく画像処理や触覚ソリューションとの組み合わせとなるテーマも多いでしょう。
どんな業種であれ、量産自動化は甘くない。慣れていない顧客を相手に、その最初の一番苦労するところばかりに手を取られていたらメインビジネスとしては厳しいと推測します。その意味で、既存の産ロボ大手が協働ロボットに進出する方がよほど確実でしょう。ファナックとライフロボティクスみたいな例もありますし。
産ロボと協働ロボットの行き着く先に関する個人的見解は下記にコメント
https://newspicks.com/news/3177337/協働ロボットのマネタイズ、なかなか難しいのですね..
RethinkのBaxterロボットは、九州工業大学 柴田研究室で、介護の着衣介助デモを見せていただいたことがあります。
https://www.rethinkrobotics.com/jp/baxter/