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なるほど、この研究では摩擦によって、直接触れている最表面部でなく結晶表面から150~200nmの深さに、脆弱な転位構造が生成したということですね。図では線条痕の部分のことを指しています。

そして、新しい表現のタイトル。(皮肉の意)
分子レベルで解析しただけで解明はまだできていないわけですか。

物質表面に圧子を打ち込んだときも、最表面から少し入ったところに、圧縮と引っ張りの境界部でき裂が入るから、それと似たような現象なのでしょうね。

追記
これほど摩擦に対する関心が高いとは。
Usuiさまの資料がとても勉強になります!ありがとうございます。

最近の摩擦低減に関する超潤滑性物質の生成(https://newspicks.com/news/3215806)や、グラフェンのゼロ摩擦係数(https://newspicks.com/news/3105754)に関する研究も非常に面白いです。あと摩擦で発電する研究(https://newspicks.com/news/2876133)も渋い。

原著2報
■Stages in the tribologically-induced oxidation of high-purity copper
https://bit.ly/2OIcjCD

■The origin of surface microstructure evolution in sliding friction
https://bit.ly/2y8SLOj
こちらのFig. 4cに荷重と転位線深さの関係がありました~。
なるほど.摩擦を経済効果で語るんですね.面白い.

触覚の分野でも摩擦は超重要です.最近タッチパネルが一般的になってきたので,その表面をなぞったときに,摩擦を位置に応じて変化させることで,テクスチャを表現したりという研究が盛んに行われています.
そこまでいかなくても,例えばタッチパッドの摩擦感の好き嫌いは,そのPCを選ぶかどうかを決める上で重要だったりするのでやっぱり大事です.
今回のは,金属同士の摩擦で,また分子構造レベルでの変形という感じの話なので,触覚とはダイレクトでは結びつかなそうではありますが,興味深い分野です.
物理学で摩擦というと、アモントンの経験則(アモントン=クーロンの法則)があるが、今回の実験結果とこの経験則との整合性、もしくは文脈上の関連性はどうなっているのだろうか。分子ではなく、量子スケールでの理論研究との関連性にも言及があるとベター。
「輸送分野において消費エネルギーの約30%は、摩擦に打ち勝つために使われている」(記事内より)

新幹線における二大抵抗力は”空気”と”摩擦”だと思っていますが、摩擦について。(はじめにいいますが、多分記事内容から逸れます...)
摩擦というと、いかに減らしてロスエネルギーを抑えるか・というところに着目しがちですが、鉄道の場合は逆です。鉄道の摩擦力は自動車のそれと比べて極めて小さいため、摩擦を減らすよりも増やす方に留意します。
自動車教習所では、80km/hの自動車が止まるのには80m・と教えていただきましたが、鉄道の場合は80km/hに対して200mもかかります。要するに強いブレーキがかけれないんです。
特に新幹線のような高速化が技術課題であったものは、雨天時に摩擦力が極めて小さくなるため空転などを起こす恐れがありました。そこで摩擦力を上げるために開発された装置が、セラミックス噴射装置!!!です。なんか仰々しく言いましたが、先頭車両の車輪付近に粒状のセラミックスを吹き付ける単なる噴射器です。

日本の新幹線は特に経験に基づいて、少しづつ形態を変化させてきた生き物のようなものですが、この噴射器はさしづめ水掻きの役割を果たすようなものなんですよね。こうして、忍者のように早く、静かで、水を駆け抜けるようにジャパニーズ高速鉄道は少しずつ出来上がっていくのです。
米国ではほぼ絶滅した分野ですが(なのでドイツから)、こういう物性からのアプローチで新しい光があたれば、また復活するかもですねぇ
この記事が100pickを超えるこのコミュニティよ。

(元論文読めてないので、これ以上は喋らんとこ…)
これって粘性抵抗とかにも当てはまる話なのかな。空気抵抗の損失も気になる。
エキソ電子を思い出す(^.^)
ミクロの世界はまだまだワカラナイことが多くて面白い。