【迫真】中国のデザインが、次々と「無印化」する衝撃
NewsPicks編集部
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寄稿しました。
中国のデザイントレンドは激しく変化していますが、その中で「無印的なもの」が占める比重はきわめて大きいのです。
この「無印化する中国」というトレンドについて、「ハードウェアの無印良品」を自称するシャオミ、創業からわずか数年で3000店舗(うち海外1000店舗!)を実現した「無印+ユニクロ+ダイソー」のユニコーン、メイソウを切り口に紹介しました。中国通のジャーナリスト、高口康太さんのレポートです!
シャオミのデザインを見ていて思い出したのですが、日本の高級家電メーカーのバルミューダさんの技術者がかつてシャオミに転職して、バルミューダそっくりの空気清浄機を発売したことがありました。あのときはコピー騒動として取材したのですが、デザイン的には、バルミューダもミニマルで美しい家電なので、中国企業からするとナイスレファレンス先だったのかもしれません。
ミニマリズムが、中国の多くのメーカーのデザイントレンドになっているという今回のレポートは、めまぐるしく変わる中国の消費文化にあって、一貫しているトレンドだと腹落ちするものがありました。ご一読ください。メイソウについて、"ユニクロとダイソーと無印良品を足して割ったような」デザインから、イロモノとして揶揄されることが多かった。" と記載がありました
ただ、仮にスタートがただの劣化版コピーだとしても、それが急速に進化して、品質が向上し、さらにはオリジナル化していく流れは産業を超えて起きていますね
最初からつくりこもうとする日本と、とにかく前に進もうとする中国とのコントラストを感じます。