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このような物流シェアリングサービスが究極に進むとどうなるだろう.
例えば,東京から大阪に,ある荷物を届けたいとする.まず荷物は適当な大きさに小分けにする.そして,誰か大阪の近く,例えば東京駅に行く人に,それを可能な量だけ持って行ってもらう.次に誰か下りの新幹線に乗る人に可能な量だけ持って列車に乗ってもらう.さらに次に誰か大阪駅で降りる人に可能な量だけ持って降りてもらう.そして,誰か目的地近くまで行く人に可能な量だけ持って行ってもらう.列車でもバスでもタクシーでも飛行機でも,どこかへ移動するついでに可能な量の荷物を運ぶ.荷物はバトンタッチするように繋いで繋いで最終地に送られる.もしかしたら荷物の一部は誰かの手荷物として飛行機に載せられて大阪に向かうかもしれません.荷物を運ぶのに,見ず知らずのたまたま手の空いている人の力を使う.
今だって,知人が地方に出張で行くとなったら,土産を頼むことがありますよね.知人ではなく他人にそれを依頼しても良いのではないでしょうか?
荷物と,何かのついでに荷物を運ぶ人をマッチングするシステム.シェアリング・サービスに見られるように運び人に対する評価の仕組みも必要です.
インターネットのパケット通信のアナロジーであることに気づいたでしょうか.通信がインターネットのようにパケット通信化していくのが必然であったなら,同様に,物流も,少なくとも記事にあるような,または究極的にはここで書いたような形態になっていくのは必然です.
運送事業の許可がとか,大きさに制限があるとか,いつ届くか分からないとか,途中で紛失したらどうなるのか,プライバシー問題もあるのは承知です.
共有型経済社会における一ビジネスの思考実験ととらえてください.
隙間を利用するのはわかります。路線バスを用いた運送などはいいアイデアだと思います。ただ、輸送効率や分配・集約の手間を考えるとトータルコストが適切になっているかは検証の余地がありそう。

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