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米リシンクロボティクス(Rethink Robotics)は、掃除ロボット「ルンバ」で知られる米アイロボットの共同設立者でMIT教授のロドニー・ブルックス氏らにより、10年前に立ち上げられた。人間の近くで人の動きと協調しながら作業する「コボット(Cobots)」のパイオニアの1社だっただけに、これほど急な事業停止にはびっくりした。

地元ボストンのボストングローブ紙(4日付電子版)によれば、実は10月3日に会社の売却契約をする予定だったのが、交渉先が文字通りrethink(再考)したのかどうか、手を引いてしまったことから、会社を閉鎖せざるを得なくなったようだ。記事の中で同社のスコット・エッカートCEOは、特許をはじめとする知的財産の売却に踏み切るともコメントしている。
https://www.bostonglobe.com/business/2018/10/03/robot-pioneer-rethink-shuts-down/NlzXXX6NimgyDZYao0TlfO/story.html

ここで気になるのが売却交渉先。果たしてどこの企業(あるいはファンド)だったのだろう。

そもそもリシンクのロボットは動作を教え込むティーチングが容易で、価格も比較的安いという特徴があった。だが、デンマークのユニバーサルロボットをはじめとするライバルとの競争が厳しく、ビジネス的にうまくいかなかったのだという。ルンバのアイロボットや、ソフトバンクグループ傘下になったボストンダイナミクスなど同じMIT発のロボット企業が注目される一方で、リシンクの末路はあまりに寂しい。
工場作業用というのは、ヒューマノイド用のAI研究者であるRod Brooksさんにはちょっと志向が違ったのかもですねぇ  同じロボットでも家事用・エンタメ用と技術が大きく異なるので  ワタシの学生時代のヒーローの一人であることには変わりませんが
製造業向けの協働ロボット分野は産業用ロボット大手も参入してレッドオーシャン化しているので販路拡大が難しかったのでしょうか。しかし日本や中国などでは人口動態として人手不足の深刻化は必然なので、それを補う協働ロボット分野はますます成長すると予想されています。このタイミングでクローズというのは惜しいなぁと思います。