自動車大手、自動運転で提携 ホンダ、GMに3千億円
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会社リリース(①)をみると、自動運転のCruiseに7.5億ドル出資、また事業資金が今後12年で20億ドルの計27.5億ドル=3000億円となっている。「事業資金」というのが、どういう形で、資金を出した対価として何を得られるのかはよく分からないが…
ホンダはGMと提携を深めていて、2016年から燃料電池(②)、今年は北米向けEV電池の共同開発(③)といった話が出ている。なので、これで電池+自動運転という組み合わせ。また配車アプリという点では、ホンダがGrabに2016年に出資、GMはLyftに出資している。
なお、ソフトバンクが6月にCruiseに出資(④)。自動運転の準備が来年整った段階で追加投入する資金併せて22.5億ドルを115億ドルのバリュエーションで投入し、持ち株比率は19.6%。今回のホンダのバリュエーションは146億ドル(ポストマネー)ということで、さらに上がっている。
①https://www.honda.co.jp/news/2018/c181003.html
②https://newspicks.com/news/1346553
③https://newspicks.com/news/3084948
④https://newspicks.com/news/3068019ピュアな自動運転技術の分野で提携なのだろうか。
トヨタは、ウーバーとの提携は技術面より、
走行データやサービス面でのメリットを見ているのでは?
というのが個人的な感想。
自動車会社同士の提携は、何が得られるのか。
以下に追加で情報がありました。
https://newspicks.com/news/3359234/
ホンダは年間販売が470万台そこそこ。
規模の大きい会社だけど、トヨタ、GM、VW等に比べると半分。最大手とは資金力の差がどうしてもある。
研究開発費を投下するにも、選択と集中が重要。
そういう部分も影響がありそうです。独立独歩のイメージが強いホンダですが、もはやホンダの規模では技術開発が自前で賄えなくなっています。
そんな中での比較的距離が近いGMとの提携。ソフトバンクビジョンファンドも出資し、ホンダの出資比率は5.7%とのことですが、どこまで存在感を出せるか注目です。