【産業トレンド】低迷する焼酎メーカーが生き残る、「3つの道」

2018/10/4
信用調査のプロである帝国データバンクの記者たちが、NewsPicksだけでお送りするオリジナル連載「こうして企業は倒産する」を今週よりリニューアルしてアップデート。ニュース新連載「栄枯盛衰の経済学」では、話題の倒産を追う「倒産ルポ」、最新の産業トレンド、独自の特別企画レポートなどを毎週木曜日にお届けします。
苦境にあえぐ「焼酎業界」
お酒のトレンドは、移り変わりが早い。
今、日本酒がブームとなっているように、焼酎も過去に何度かブームがあった。記憶に新しいのは2000年代前半。特に芋焼酎が注目され、「森伊蔵」「魔王」「村尾」の3銘柄はその頭文字をとって「3M」ともてはやされ、価格も急騰。入手困難なプレミアム焼酎となった。
大都市圏でも本格焼酎が居酒屋のドリンクメニューに定着。量販店でも手軽に買うことができるようになった。
しかし、そのブームが過ぎ去った焼酎業界は今、逆風にさらされている。
居酒屋での“2杯目以降”はウイスキーを炭酸水で割ったハイボールや、近年急速に脚光を浴びるレモンサワーに奪われ、家飲み需要は“プシュ”っと開ければすぐに飲める缶チューハイや缶カクテルに浸食されている。
今回は、産業トレンドとして焼酎業界の現状をお届けする。