75Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
下記は2015年の石油エネルギー技術センターのベトナムのエネルギー動向に関する資料。
ベトナムは、石油製品需要が急増し2010年から輸入超過となっているが、それも背景に精製プラントの投資計画が相次いでいた。
2020年から立て続けに稼働する予定(10ページ)で、これらの計画が順調に進めば供給過剰になるリスクは既にこの時点から指摘されていた(14ページ)。
http://www.pecj.or.jp/japanese/minireport/pdf/H27_2015/2015-026.pdf

全部が稼働すると130万バレル/日ほど(需要は60万バレル/日ほど)。
ベトナムは輸入量の3割ほどをシンガポールに依存しているが、シンガポールは、石油化学プラントも昔から強い。現在の精製能力は130万バレル/日ほど。それと同じ規模となれば、いかにベトナムやアジアで需要が伸びているからと言って、国だけでなく地域として供給過剰になっていきそう。
そういう意味では白紙に戻ったことは良かったように思う。
https://www.edb.gov.sg/content/edb/ja/industries/industries/energy.html
提携相手のベトナム国営石油会社ペトロリメックスが計画中止を決めたとのことです。

・【ベトナム】JXTG、ペトロリメと製油所協業を検討(2018年04月06日)
https://newspicks.com/news/2938341
どういうマーケティングになったのか気になるところ。
需要は確実に増えていくでしょう。