中国・安邦保険が一部の日本資産売却へ、ブラックストーンも買い手候補=関係筋
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この記事にある案件だけでなく、安邦保険がブラクストンから購入した米国の高級ホテルなど不動産も、売却額よりかなり安い値段でブラクストンが再び買い戻している。習近平により取り潰された保険会社の資産を、中国の金融分野の外資規制が緩和されるタイミングで、トランプ政権の経済顧問のリーダー格であるスティーブ・シュワルツマン率いるブラクストンが買っている構図から見ても、欧米のトップPEファームは益々大きな政治影響力を駆使して、巨額のリターンを稼ぐようになって来ている。日本の同業とはスケールが全く異なるビジネスのやり方
Anbangは、HNAやFosun、Wandaと併せて、海外投資を積極的にやってきたが、今は当局ににらまれて売却に移っている企業。
Blackstoneから日本の不動産を買収した際のPickは①、再度買い手として出てくるのは何とも皮肉。Anbangは創業者の呉氏が一代で築いたが、鄧小平との近さが強みでもあり弱みでもあった。その一代記、興味がある方は②をご覧いただきたい。
①https://newspicks.com/news/1906189
②https://newspicks.com/news/2361549