【TSUTAYA AI】ツイートを映画に「変換」。そのアルゴリズムとは

2018/10/2

72万の言葉から感情も認識

──前回、「TSUTAYA AI」というレコメンドサービスの内容を聞きましたが、この仕組みについて詳しくお聞きします。
阿部 前回、お話しした通り、「Tカード」の履歴データとは別に、その人に合ったオススメを出すには、やはりその人の嗜好性などを見る必要があります。
そのためには、その人の言葉をちゃんと認識しないといけません。そこで現在、「TSUTAYA AI」は72万種類の単語を認識するようになっています。
──辞書で2冊分くらいでしょうか?
阿部 72万種類というと、「広辞苑」が大体1冊24〜25万種類なので、「広辞苑」3冊分くらいの単語を認識できることになります。
ただ、ツイッターは若い人も多く使うことから、「マジ卍(まじまんじ)」のような若者言葉や顔文字も認識しています。