【ビジョン力実践講座】“アフターメルカリ”の旗手が描く企業戦略
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まだまだ赤字経営の身につき何かを語るのはおこがましいのですが…、参加者の起業家といっしょに考えましょうということで赤裸々に恥ずかしいプロセス含めてイベントで話しましたので、少しでも何かの参考になればと思います。
ミッションや行動指針づくりは、まさに10人の時から300人で通用することを考えていたというメルカリに影響を受けて作って来た部分です。
エモさや世界観が、メンバーや株主、ユーザーさん含めた共感を生んで、同じ方向を向く指針や推進力になる、それを堂々とやることが許される、そんないい時代が「メルカリ以降」だと思っています。あとは結果を伴わせて、もっと想いのある事業が出てくることが歓迎される市場になるよう、僕らも頑張ります。Nextメルカリになると思っているミラティブの赤川さんと対談。
メルカリにしても、ミラティブにしても特徴的なのは、2歩先、1~2年先を先取りして、ビジョンの言語化や組織や制度の仕組化していること。
スタートアップでよくあるパターンは、急成長の熱気とアドレナリンが出ているうちは仕組化しないでも勢いで突っ走れるが、仕組化が遅れるとそれが成長のボトルネックとなり成長の慣性が失われ、組織の成長痛も顕在化するという悪いサイクルに陥ってしまうこと。
組織ボトルネックの成長鈍化や組織の成長痛を未然に防ぎ、急成長のボーナスステージをなるべく長く継続するには、先取りした仕組化が必要。ベンチャーキャピタリストの高宮さんが、“Nextメルカリ”と太鼓判を押すのがミラティヴ。ゲーム実況サービスという、グローバルにスケールする市場のポテンシャルを背景に、CEOの赤川さんの、エモくて、ロジカルな、ビッグビジョンに迫ります。
お話のなかでも、ミッションの『わかりあう願いをつなごう』ができたプロセスが、極控えめに言って、超エモいです。
人と人が通じ合う「相互共感(わかりあい)」という繊細な事象に対して、プラットフォーム・サービスとして、何ができるのか。それを「願い(wish)」と「つながり(connect)」に託す赤川さんの姿勢は、まさに「Whatを磨く」とはこういうことか、という好例です。
旧来の社会では半径5メートルで閉じていた私的な感情が、ネットとスマホによる情報環境の変化で、爆発的に伝播する「感情化する社会」において、強い可能性を感じるサービス。刮目です。