世界50カ国以上を旅して感じた、日本への違和感
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私は学生時代にファームステイしながらスコットランドをぐるぐる周ったのですが、感じたのは「何処に住んでいても人間は人間」ということ。お国柄とか色々とあるけれど、大きな枠組みとして人間の営みはそんなに変わらない。
冬のスコットランドの太陽は高くなく、氷かけの畑で仕事するのは、それなりにしんどかったけれど、仕事終わりに夕陽を眺めると、同じ地球だと実感する。
家に帰るとファームステイ先のお母さんは何時も子供を怒鳴っている。
子供たちも兄弟喧嘩するし、PSでゲームする。明らかに海賊版だったけれど…。
宇宙船地球号の同じ乗組員は、同じような悩みを抱えながら、日々世界中で暮らしています。そのことに思いを馳せると「日本」と「世界」なんて分ける必要はないのだと感じられます。思考過程が追えて、大変面白かったです。
個人的には、ドイツ留学中、ハイデルベルク城のガイドアルバイトで、お客様からのよくある質問からニーズを見つけて、自分でナイトツアーを企画して稼いだというお話が好きです。
顧客と直接接している人からすれば、日常よくあることだと思います。でもそこから、より高い価値提供に繋げようとするで大きく分かれるんだと思います。
機会はわりかし均等で、日々の少しの意識が違いを生み、その積み重ねが計り知れない差を生んでいくということ。
後から結果として生じた大成功に嫉妬・批評している場合じゃないですよね。変えるべきは、今・ここ・目の前の自身の取り組みなのだと。私のはじめての一人旅は30年前に58日間中東とヨーロッパを巡ったことでした。
お金もなければ、全く語学もできない中で、よくそんなことをしようと思ったものだと思いますが、当時全くの異文化圏だった中東を一人で見聞きできたことは、今から思うと後々自身の生き方に大きな影響を与えたことだったように思います。
インターネット時代の今はもう状況も違いますので、必ずしも海外旅行がそうなのかどうかはわかりませんが、それでも一度くらいは冒険をしてみるのは、きっと若い時にしかできない何よりの特権なのだろうと、今にしてみれば思うのです。