なぜ、「デジタル」を使いこなせない営業が多いのか--マルケト福田社長に聞く
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注目のコメント
このタイミングで!という記事ではあるけれど…
「形だけマネしようとして、なぜそれが必要なのかを考えなければなりません。」
これ本当に日本企業見てると特徴的だと思う。MAシステムはCRMのフィードバックがないと単なるメーラーになってしまいがち。営業部隊がデータを精緻に取るようになり、そことつながって初めてスコアリングに意味が生まれる。
なお、使いやすさはこれからマーケティングシステムの各社の課題だと思っている。使いにくいから適当なデータを入れて誤魔化しているという話もよく聞く。使いやすいものになって初めて、良いデータが得られるだろう。
しかし逆説的だが、導入しなければ進歩もない。まずは出来そうなところから導入して見て、アジャイルに構築していく…その時の順番や組織でのサポート、人員のスキルは真摯に世界から学び、その精神を取り入れる。人を迎え入れ、やってみる…海外との差がここまでついてしまった現在、それしかないのではないかとも思う。金言ばかり。特に2ページ目を是非見ていただきたい。
製造ではない領域の管理、またKPI化の重要性の一方でそれが顧客に対して統合して価値を充てられるように設計・運用されて、自社の都合の押し付けになっていないか。人は数字に行動を意識的・無意識的に左右されるものであるなかで、それが正しい方向に向かってコントロールされているか。
『特に営業とマーケティングはプロセスを正しく管理する、という発想が欠落しています。米国駐在時、上司から「日本人は生産管理には詳細にプロセスを定義するのに、なぜ営業とマーケティングには適用しないのか」と問われました。』"ツールが広まり使用頻度が増えると慣れてしまうので、使いやすいか否かは慣れの問題でしょう。"
昔を振り返れば、ヤフージャパンが大流行した時、世の中のホームページは一斉に白バック3カラム(縦3列)になりました。ヤフーを見慣れているので、そこを外すと使いにくかったのです。
そういう意味では日本のクラウド化に1番貢献したのは個人的にはGmailじゃないか、と密かに思っています。クラウドの概念はなかなか浸透しませんでしたが、インストール型のメーラーがGmailに変わる時、「あ、クラウドってこういうことか」と個人レベルに浸透しました。
爆発的に広がるデファクトなツールがユーザビリティのデザインをある程度定義してしまいますよね。最初は使いにくくてもみんなが使えば慣れるしかありません。乱立されるのが1番困るのです。