エホバの患者 医療と宗教 個人の自由と権利 - 中村ゆきつぐ

コメント

注目のコメント

• H Fusayo

  信仰するものがあるのは悪いことではないと思う。ターミナル患者などでは精神的支えになることも多い。
  でも輸血することで救える命があって、前と同じように生活できるのならば、それを選択しないのは無宗教の私には理解出来ない。その運命をも受け入れるのが教えなのか、そんな神をどうして神と思えるのか。
  聖書が出来た時代は血液製剤などというものは無く、どこまでを良しとするかは各個人に解釈委ねられているよう。
  以前血液製剤を拒否したエホバの患者さんがいた。私は素直に思いを伝えた。結局血液製剤を使用し、退院していった。エホバの患者は病院毎に対応マニュアルが作られ、現場では腫れ物に触るようなあまりそこには触れてはならないような空気があったりする。私はちゃんと自分の気持ちを伝えられて良かったと思っている。
  信者本人でも色んな問題があるにも関わらず、意思表示の出来ない親族ならどうか、子供なら尚更。殺人や虐待という言葉もチラつく。医療者にもジレンマが生じる。こちらにも一生忘れないほどの心の傷が残るということを知って欲しい。