新着Pick
728Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
NewsPicksのグループ会社となった米Quartzの編集長ケビン・デラニーによる、ビル・ゲイツへの直接取材を、早速翻訳して、お届けします。

すごくシンプルな質問に対して、ビル・ゲイツがいかに思い入れ深く、次から次へと新たな知識を披露してくれているのかが、鮮明に分かります。難解な部分もありますが、彼が取り組む活動がいかに世界を変えていくのか、注目です。
ゲイツ夫妻の財団の活動は、医療と教育を通して貧困を無くしていくことを目標としてきましたが、大きな特徴は、
・全世界を対象にしている
・実証的なデータに基づいて方針を決定していること
です。全世界を対象にしているのは、「全ての命は等しい」という前提に立つことによる論理的な帰結です。もちろん、これは彼らの財団が5百億ドルを越える資産を持つから可能なことでもあります。ウォーレン・バフェット氏による3百億ドルの寄付もあり、世界最大規模の財団になったことで、調査研究によるデータを集めて、あくまでデータに基づき支援を行っています。
 支援活動というのは、個人的な思い入れによって行われる場合が多いです。欧米でもそうだし、日本でも見られることですが、ちょっとした資産家が何か支援活動に寄付しようとした時、その時たまたま持っている印象で、チベットとか、カンボジアに学校を建てるとか、あまり根拠もなく、単発でお金を出してしまったりします。有名人が支援を表明すると、一時的にそこに寄付金が集中したりもします。自分の出身地や宗教、民族が優先されるといったこともあります。それはそれで悪くないのですが、支援が偏ったり、長期的な効果が持続しないということもあります。調査や政策提言を目的とするNGOであっても、非常によく見られることです。その点、ビル・ゲイツ氏は論理的な人物で、人間に差をつけず、あくまで実証的なデータに基づきます。
 ゲイツ夫妻の財団が基づくデータは、公衆衛生学や教育学といった学問によって集められますが、膨大なデータを用いた実証的研究には、人件費をはじめとして費用がかかります。ゲイツ夫妻の財団の研究支援が、これらの学問を発展させた効果も相当大きいでしょう。
Quartzの翻訳記事。このレベルのインタビューが日本語でドンドン読めるようになるのは素晴らしすぎる。それにしても、このインタビューから分かるのはビル・ゲイツの圧倒的な博覧強記ぶり。そしてその知力がすぐにアクションに結びつく凄さ
聞きかじった話で恐縮ですが(シアトルにいると聞こえてきます)、ビル・ゲイツおよびゲイツ財団の最近の運営方針の変化を表しているように思いました。
これまでゲイツ財団は、ワクチンなどの投与・導入すれば目に見えて効果がある技術やテクノロジーに着目して、投資を集中させてきました。ただし、こうしたアプローチは、伝統的な開発業界やグローバルヘルスの観点からは一部で批判もあり、この記事にもあるように、健康は、急性の要因だけでなく、包括的、慢性的な要因も多く、開発の現場では、こうした慢性要因を取り除くことも重要だからです(ゲイツがこうしたアプローチを嫌っていた要因の一つに、効果の測定がそもそも難しいという点と時間がかかるという点があったようです)。
こうした批判(?)などを受け、ゲイツ財団では最近よりマクロな分析を進めているようで、投資案件の方向も変わるのではないか、という期待があります(例えばこの記事①)。これを踏まえると、ゲイツが最近知ったことがすごい!というよりは、ようやくゲイツも気付いてくれたか、と捉える人も多いのではないか、と記事を読んで思いました。
とはいえ、ゲイツ財団の資金力、影響力は凄まじいので、この一年で学んだことも含めマクロなアプローチでも存在感を是非とも発揮していただきたいと思います。

①アフリカの人口急増は世界の貧困抑制進展にリスク=ゲイツ財団
https://newspicks.com/news/3325514
「What do we know now that we didn't know a year ago(我々がこの1年で、新たに知ったことは何か)」という問いはとてもドキッとさせられますね。オノヨーコのHappy Christmasに出てくる「What have you/we done(あなたは/私たちは何をなしとげたのか)」ではないですが。

こういうQuartzのオリジナルコンテンツや取材記事がNewspicksに連携されていくようになっていくのにもワクワクしますね
質問が「You」ではなく「We」というところが、個人的には一番印象に残った。
ビル・ゲイツ氏が手掛けていることが「ビル・ゲイツにとって」ではなく「我々、人間にとって」のことなのだと思う。もちろん、Amanoさんがコメントされているような捉え方をされる人もいるが、財団で扱っているイシューがよりマクロ的なものになってきていて、またその認識もされているから、こういう質問に自然となったのかなぁと思う。

ちなみに、英語原文も是非合わせて!先日のUB Conferenceに合わせてKevinも来日、その時に少し話したのだが、とても落ち着いて穏やか、思慮深さが伺えるトーンの話し方。
そんな落ち着いた話し方で、こういったマクロ的な話題を深めている姿を想像するだけで、ゾクゾクする!!
http://bit.ly/2xpJOja
Kevinによるビル ゲイツへの独占インタビュー。彼が今、何に最も注目をし、力を注いでいるのかが良く分かります。次はビル ゲイツがプロピッカーになってくれるよう、、、頑張ります。
"感染者の90%が自身の病状を理解して診断を受け、そのうち90%が治療をし、さらに治療中の患者の90%の持つウイルスの活動が抑制されていることを目指すものです。"
クオリティの高いメディアを買収する、ということはこういうインタビュー記事が書ける、読めるようになる、という事なんだと分かりました。ビル・ゲイツの日本でのイメージがガラッと変わるんじゃないでしょうか。
インタビュー記事の内容も興味深いですが、こうしてQuartzの記事がNPで読めるということが何よりも大きい。

NPがQuartz側に提供する価値はこれからかもしれませんが、QuartzがNP側に提供する価値の大きさはこの記事で実感します。これは5大紙に匹敵するメディアになるかもしれないですね。
まさかQuartzの記事バナーをつくる日が来るとは思いませんでした!感動。長年のQuartz愛を先日メンバーが来日された時に伝えました。

ビル・ゲイツの現在に対するポジティブな視線も好き。