ふるさと納税の岐路「お得で釣った人は、また別のお得に釣られる」
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注目のコメント
この黒瀬氏は「一自治体のふるさと納税担当の立場」としては、
納税者から自分の自治体が選ばれて地元産品の活性化につながるようにやるべきことをやった素晴らしい方だと思います。
ただ、残念ながらふるさと納税の制度自体がマクロな社会全体では愚策なので、黒瀬氏の頑張りもマクロな意味では良くないことになってしまいます。
パーセントがどうであれば返礼品が存在する時点で構図としておかしくなってしまいます。
返礼品次第で納税者の偏りが生まれる制度なので、必ず返礼品競争の要素が入ります。
そもそも住民税は生活している自治体へ支払うべき当然の「義務」であり、
「生活場所でないところを選んで支払うと返礼品がもらえるので得をする」
という構造はその根本を無視し謎の税収の偏りと自治体の減収を生み出し、国民にも税を誤解させる愚策です。寄稿しました。
寄付額日本一になっている職員がこのように発信することはとても大事な動きだと思います。返礼品の過当競争は誰を幸せにして誰を不幸せにするのか。今後どうすべきかも突き詰められてほしいと思います。
異論もあるかもですが、個人的には30%から断続的に下げて行きながら制度やこの文化が残せたらいいのでは?、と感じています。