ドローンデータ解析「Airware」が130億円を溶かして創業停止へ
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ドローン開発ではなく、ドローンから得たデータを取り込み、ソフトウェアで価値を出すソリューションを展開されていたんだろうなぁと推測しています。もしソフトウェア開発で130億円溶かしたとしたら、
すごい興味深い。むしろ130億円使ってみたいなぁと。
生活に密着している建設業界などで、センシングされたデータを活用するソフトウェアを開発することは、ドローンに限らず、魅力的な次の世界に繋がると思います。例えば、コストが安くなったり、精度があがったり、これまでとは違う人材が建設に関われるようになったりと、情報を活用することで効率化だけでないイノベーションが起こる分野だと考えています。
そんな最中に、このような悲観的なニュースが聞こえてくると微妙な気持ちになりますが、日本では着実に建設業や測量にドローンが活用され、実はドローンが活用というよりも、データを(ドローンが向いていたからドローンで)取ってソフトウェアで解析して作業効率を上げる等が実際に使われています。
実際重要なのは、センシングデータが重要で、どう活用するか、って部分。
また、1社だけで何かをするっていう時代は既に終わっている気がしていて、メーカーは、"今売れるもの"の開発と共に、"今後必要な開発"を一緒に進めてくれていてSDKや、APIの開発をきちんと行ってくれています。わざわざドローンを自分たちで開発するというより、そのSDKを活用してスピード感を持ってビジネスできる環境が整っている。そこに国としての安全運行の指針や、企業としての収支や、ベンチャーキャピタルが加わり、やっと生態系が整ってきた印象を持っています。
さて、Airwareさんどうなるんでしょう。
気になりますが、僕的には、
日本で130億円使ってみたかったですねwどうやって130億円を溶かしたのだろう?
記事によると従業員数は140人。会社ページをみても、ドローン自体を開発しているのではなく解析プラットフォームに見える。おまけに個別の鉱山だったりとの契約に見えるので、先にデータを取得するための投資を一気に行ってキャッシュアウト先行してから黒字化を目指すというモデルにも見えない。
Crunchbaseみると、直近は3月にラウンドがあったが約10億円の調達(リードが特になく、資金繰りラウンドにも見える)。大型のは2016年に2回あって、合計で80億円くらい調達。
https://www.crunchbase.com/organization/airware