自衛隊幹部が異様な低学歴集団である理由
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タイトルだけ見るとまた煽り記事かと思ったら、本文読んだらなるほどだった。
そういやGoogleなどでは軍歴のある社員が結構いたりして、僕が一緒にしたAdSense/AdWordsのチームにも何人かいた。彼らはMBAなどの学歴を在軍中に保有したらしいが、MBAの「経営管理」は軍における管理手法と通ずるものがあるらしい。そもそも経営管理やマーケティング自体が戦争における戦略と戦術が発祥だと考えれば、軍歴のある人々がビジネスの世界でその手腕を発揮することがありえるのもナルホドということである。
注目のコメント
私は防衛大学校出身ですが、当時はまだ、防衛大学校は大学と認定されておらず、防衛大学校卒は大卒ではありませんでした。
その後、私は国内大学の修士課程に入って研究する機会を与えられました。当時の私は、パイロットとしてのキャリアと技量向上にしか関心がなく、上司から繰り返し説得されて大学院行きを渋々決めました。
そのような上司は当時から多くいました。また、私の自衛隊での経歴は、半分以上が教育などで占められていて、部隊での勤務はあまり多くありません。
自衛隊の中の教育システムがあるのです。一般的に3佐で入る指揮幕僚課程では、アカデミックフリーダムを謳い、大学教授等外部の講師の講義も多く含まれていました。
さらに、自衛隊内では、1佐以上はジェネラリストであることが求められ、統合幕僚監部と各自衛隊、さらに防衛研究所に設定されている高級課程を出なければ、一般的に将になることはありません。
自衛隊内に、階級に応じた教育課程があり、必要な資質を与える努力をしています。
ただ、記事が言うとおり、日本や海外の大学に留学する機会は重要です。現在では、米国の大学に留学する者も増えてきています。自衛官が、より広い視野を持って考えることができるよう、引き続き、機会を増やしてもらいたいと思います。