北海道地震：余震恐れ車中泊 「体が重い」健康損なう恐れ
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車中泊をされる方には脚の血栓症にご注意いただきたいです。脚を動かす時間が減ると、脚の静脈と呼ばれる血管の中に血のかたまり、血栓ができます。これだけならまだしも、それが肺まで旅をして肺の血管につまり、呼吸が苦しくなります。この病気を肺血栓塞栓症と言います。
肺血栓塞栓症を発症した際の日本人の死亡率は約15%と報告されており、命につながる重大な病気です。
喫煙をされる方や、震災で脚をけがされてあまり動かせないという方はリスクが高く、特に注意が必要です。また、若い女性ですと、ピルを飲んでいる方や妊娠中の方は発症の危険性が高まります。高齢な方では、がんの治療中、ホルモン治療を受けられている方なども危険性が高くなります。
該当される方は、必ずしも科学的な根拠があるわけではないのですが、水分補給を欠かさない、痛めていない脚の関節はこまめに動かす、こまめに車の外に出て運動をする、脚のマッサージを施す、などの対策が発症予防に重要です。車中泊・・・睡眠の質の低下、エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒のリスクは書いてある通りかと思います。山田先生が一般的なアドバイスは書かれています。
＞自宅を片付ける気力もなくなってきた。
そうなんです。早く衣食住、インフラの再整備が必要です。その上で必要な方にはメンタルケアも。(復興自体がケアの一環とも言えるので、1日も早い復興を)
