[ワシントン 13日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は13日、「第2本社」の新設場所を年内に発表すると明らかにした。
同社は今年1月、「第2本社」の新設場所を北米の20の都市・地域に絞り込んだと発表した。候補地にはニューヨークやカナダのトロントなどが含まれている。
第2本社建設には50億ドルを投じる計画で、5万人の雇用が見込まれている。
[ワシントン 13日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は13日、「第2本社」の新設場所を年内に発表すると明らかにした。
同社は今年1月、「第2本社」の新設場所を北米の20の都市・地域に絞り込んだと発表した。候補地にはニューヨークやカナダのトロントなどが含まれている。
第2本社建設には50億ドルを投じる計画で、5万人の雇用が見込まれている。
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現在、用事で Washington DC や Philadelphia に滞在しているのですが、ちょうど一昨日会った FDA の友人がどうやら Amazon が来るらしいと、買い取られて大量にお店が立ち退いた更地の話をしていました。彼のマンションの目の前で、その場所はDCから北に行ったメリーランド州の Rockville Pike沿いでこの辺り。DCへのアクセスもよく、本当だったら中央にとても近いですね。
Simmonds Martin & Helmbrecht: Bernstein Wayne MD, 11301 Rockville Pike # 3, Kensington, MD 20895の付近
https://goo.gl/maps/iFy9xEfzpHH2
このニュースの本質は、企業の価値創造の主体が「オフィス」ではなく「都市のエコシステム」に移ったということ。だから「オフィスに人をどう集める」という思考ではなく「集まっているところに自らが出向く」というスタンスに変わったのだ。翻って、日本の都市はグローバル企業からイノベーションが起こるような場所と認識されているのか?という視点を持つことが重要ではないかと。#worksight
労働力の質と量、税メリットなど順当に考えたらテキサス・オースティンでしょう。がしかし、各都市誘致合戦が激しいのでそう簡単な話でもない。財政の厳しい行政当局は税の率を減らして誘致し、住民には税の額は大幅に増えるからと説得するが、結局賃金も不動産もインフレするので低所得層の生活が苦しくなる、事実おひざ元シアトルのホームレスは増えている、という議論。
難しい問題です。
グローバル経済とローカル経済の分離が進む時代、アマゾンはITメガの中では珍しくどちらの顔も持つ。
グローバル経済圏の都市間競争をする両海岸と、ローカル経済圏の都市間競争をする中西部。どちらにせよ落ち目で厳しい中西部は上述の批判は理解しつつも代替案もないのでメガ企業誘致をせざるを得ないジレンマ。
厳しい時代です。
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