【独自】ドンキがプライベートブランドで「ユニクロに勝つ」方法
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最初にOEMメーカーを育てた会社が、そのOEMメーカーを利用されて新規参入者に追われる、というのは、アパレルだけでなく、家電や家具なども同様であろう。家電等では金型製作というお金も時間も掛かる工程があるがアパレルの場合はそれがなく、今週はA社製品、来週はB社製品、というOEM側のオペレーションが可能であり、それゆえアパレルへの新規参入が絶えないのであろう。
門外漢ということもあり、ユニクロが"プロダクトアウト"って捉え方なんだということが新鮮でした。
何が流行するかなんて読めない、あるいは、流行ってもすぐ飽きられてしまい、そこに一か八かでは採算が合いにくい世の中だから、潔く諦めて、世の中で売れそうな兆しがあるものをスピーディーに模倣して、より低コストで高品質に製造する企業が成長していると思っていました。
もはや、時代はプロダクトアウトでも、マーケットインでもないのではないか(二元論では語れない)と思っていましたが、どうなんでしょう。
正直価格で思い出したのは、エバーレーン。透明性の時代における申し子みたいな企業ですが、スケールしないのかな。ある意味どこも模倣できるが、どこもしてこなかったことですね。
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/092900020/100300006/ドンキのPB戦略を読み解くの面白い!
①PB原価の視点
ユニクロをベンチマーク
=ユニクロは、原価率を40%にまで上げても利益を取れるという仕組み。
※百貨店だと原価率は20%でブランド料を乗っけている。
ドンキは売り場に強みがあるので、原価高くしても、良いものをつくって売るという方針だと予測。
商品カテゴリーによって原価コントロール方法は変えていそう。
②商品トレンド視点
ユニクロはプロダクトアウト。
ドンキはお客様のトレンドをいち早く掴み、商品に反映=マーケットインの発想。
ドンキは顧客ニーズから逆算して、売れるものをつくる→売り切るという思想が徹底されている。
③製造視点
ドンキの製造戦略=ユニクロのようなファストファッションが広めた「日本品質の工場」→そこに乗っかる→安いコストで高品質のPBをつくる。
良いものを、自社工場でつくる環境を整えている。
ドンキの強さは、一括仕入れで安く売れるNBと、顧客ニーズをもとに開発したPBのバランスをとれること。
他の小売業が学ぶべきこと多い!