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100万人が強制収容所に。中国のウイグル弾圧にトランプは動くか

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「ウイグル人100万人が強制収容所に」というのはインパクトがありますが、目的とされているのは徹底した人間の管理と人格の改造、というある意味非常に洗練された実験でしょう。ミャンマー国軍がロヒンギャの人々にしているような手当たり次第に村を襲って火をつけ、男は殺して女はレイプして民族浄化を図る、というような野蛮なやり方ではありません。テクノロジーを駆使してデータに基づいた実証的な管理と改造を行うだけに、中国政府のやり方のほうが有効でしょう。
     中国政府によるウイグル地域でのこの大規模な管理と改造は、何も今年になって始まったことではなく、習近平政権になって以降始まっていたことです。何年も前から東南アジアなどに何万というウイグル人が逃れてきていることからでも、推察できたことです。「再教育キャンプ」の存在も知られていなかったわけではありません。今になって国際的に問題になっているのは、米国が貿易問題を中心に中国への対決姿勢を本格化し始めていることと切り離せないでしょう。
     なぜ習近平政権がこのような管理と改造を始めたのか、ですが、この時期に特にウイグル人の分離独立運動が活発化したから、というよりも、ひとつには習近平政権の持つ新毛沢東派、というような中国特有の左派的な性格、反宗教、共産党礼賛活動や学習活動、「再教育」を普及したがる性格があります。イスラームだけではなく、キリスト教や仏教にも相当の圧迫があります。ただ、そこは中国政府はうまく分断統治をしており、ウイグル人を集中的に見せしめにすることで、回族やチベット人、キリスト教徒たちが戦々恐々としてひたすら従順になるようにしています。
     2014年にはウイグル人の分離独立派が各地の駅でナイフで通行人を襲う、といった事件が起きており、それ以降管理と改造が加速しています。同時に、この時期はビッグデータとAIを活用して、監視カメラを通して顔や動作で個人を識別できる技術が発達しており、ビッグデータとAIを通して全ての住民を管理するための実験台として、ウイグル地域が選ばれたという面もあるでしょう。


  • Marketing Manager

    ウイグル弾圧の詳細についてはWall Street Journalのこちらでも読みました。これが現代に起きていることとは信じられない。
    https://jp.wsj.com/articles/SB12583848357785813922304584419944192285248


  • みずほ総合研究所 欧米調査部長

    ロヒンギャの件もそうですが、もっと日本でも報じられて良い事態ですね。


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