【メルカリ】マネージャーに求められること。それは「信じる」こと

2018/9/16
【メルカリ】仕事の基準をトップに合わせ、自走できる組織を作る

「メルカリ流をつくろう」

ピョートル 唐澤さん自身、入社前と入社後でメルカリの印象は変わりましたか?
唐澤 入社からちょうど1年経ちましたが、印象のギャップは何もなかったですね。前職のマクドナルドとはまったく違うカルチャーだとは思いましたが、そもそも違うことを理解して入社しています。
マクドナルド流をメルカリに導入するために入ったわけでもなく、「メルカリを学ぶ」「全然違う世界を勉強するのは楽しい」と感じていたので、違和感もありませんでした。
ピョートル 僕がGoogleに入社したときを振り返ると、「管理職は6カ月ほど働くまでは意見を言わない方がいい」と言われたことがあります。
今は変わったかもしれないですが、確かに当時は前職と比較した意見を言っても、誰も受け取ってくれませんでした。
例えば、モルガン・スタンレーのような金融業界から入社した社員が、「モルガン・スタンレーではこういうやり方でした。
それが、なぜGoogleでできないんですか?」と言っても誰も耳を貸してくれません。
前職での考えを伝えようとするならば、「こういうアイデアもあります」「こうすればできませんか?」と、相手のプライドを傷つけないような言い方をする必要があります。
メルカリでも、部下にアドバイスを伝えるときに工夫をしていることはありますか?