【ワースト】10年で年収が減った100社。ディズニー、ユニクロも

2018/9/14
世界金融危機の引き金となった米金融機関リーマン・ブラザーズの破綻から、今週でちょうど10年となる。世界経済はどん底から回復し、現在も緩やかな成長を続けている。
この〝景気回復〟局面にありながら、従業員にとっては「失われた10年」となった企業もあるかもしれない。今回、企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」を使って、この10年に平均年収が下がった上場企業を調べた。
大企業を入れる目的で、従業員が100人以上の企業に限定し、直近年度と10期前の平均給与を比較して算出した。また、金融業界は除外し、事業会社のみを対象とした。
【大公開】「若くて給料が高い」日本の上場企業トップ100社
1位、3位に海運大手
まずは上位3社から見ていこう。
ワースト1位となったのは、日本の3大海運会社の1社である川崎汽船(東京都千代田区)である。直近の2018年3月期の平均年収は772万円と、10期前の2009年3月期(1048万円)から276万円減少した。直近10年の業績をみると、営業赤字を3期計上している。
川崎汽船の元社員はこれについて、「海運市況が悪かった面もあるが、もともとの平均年収が1000万円を超えていて高すぎた」と語る。
(AP/アフロ)
川崎汽船の競合である日本郵船(東京都千代田区)と商船三井( 東京都港区)を見てみよう。
日本郵船の平均年収は、この10年で1024万円から 971万円に53万円減少した。その一方で、商船三井は1172万円から943万円へ229万円減少した。今回のランキングで3位に入るほどの減少額である。
2位には、三越と伊勢丹の百貨店を運営する三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区)が入った。2009年3月期の1017万円から、2018年3月期には783万円へと234万円下がった。
注:①抽出企業は従業員数が100人以上の企業、②金融セクターは除く、③▲はマイナス、④HDはホールディングスの略
コニカミノルタは再編で社員増
次に4位から10位を見ていこう。