ローソン銀行が発足、キャッシュレス決済にも注力
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「キャッシュレスはクレジットカード・QR・NFCなどいろいろな仕組みが乱立している」との認識を明確に持ち、根本に立ち戻った新しい仕組みを考えているという。銀行口座と店頭決済をダイレクトにつなげて、間にある余計なものを取っ払う、と受け止めた。来年からは、法改正で、銀行口座開設に際して従来もとめられた本人確認もオンライン化し、スマホで完結出来るようになる。
その中での取り組みだけに、期待出来そうです!『フロントで"なんたらPay"を始めるかもしれないが、それよりも根本(銀行口座やATM)でキャッシュレスを支えるサービスを提供していきたい』というのは、本質的な話だと思う。銀行口座→クレジットカード会社→なんたらpay→加盟店口座、というお金の流れで、最もコストが重いのはクレジットカードだと思われ、ここが変わると普及もまた進むだろう。
コンビニ業界の金融サービスでは、やはりキャッシュポイントとしてのATM利用料が柱になると思いますが、ローソンATMネットワークスはATM台数1.1万台で経常利益55億円で、セブン銀行の2.4万台で経常利益422億円と大きく差がついてます。
今回の銀行開業の記者発表の内容を見ても、預金やクレジットカードと大きく収益が見込めそうもなく、今回ぼやけた発表だったキャッシュレス決済で、よほど魅力的な座組みによる新機軸を打ち出さないと苦しそう。