徹底比較 SuicaとAlipay
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注目のコメント
カタパルトスープレックスさんの良記事!沢山の人に読んでほしい。
「中国のモバイルペイメントの手数料が低い理由はビジネスモデルが根本的に違うから」
「カギはQRコードではなく、オンラインとオフラインのシームレスな連携であり、中間業者の排除です。」
という結論は本当におっしゃる通りですね。ここでもOMOですよやっぱり。
ユエバオ(余额宝)について書いてくださってるのが流石。これに加えて、
・元々Alipayはモバイルペイメントではなくてタオバオのエスクローサービスだったため、ユーザもいたし信頼もあった。
・その上でモバイルペイメント化するとき、都市集中型でバーコードリーダー配りまくった。(モデムを無料で配った孫さんの戦略に近い)
のが、普及プロセスの鍵。
こうなると、もうあとはモバイルアプリダウンロードすればすぐ街中で使えるようになる。
加盟店増やすのは当然大事だが、さらに「どうやって利用障壁を下げるか」が次のポイント。
ペイメントを押さえるというのは、金融コングロマリット型プラットフォームになるということなので、ユーザ側、店舗側、関わるサービス全てのインセンティブ捉えた上で、自社マネタイズ可能なエコシステムにしないと成立しないのが、このビジネスの最難関(というかほぼ全て)Alipayの決済手数料が安い理由が理解でき、大変勉強になった。
ビジネスモデルはほぼ銀行。お金を集めて投資したり金貸しをしたりして利息を得る。決済手数料が安いのは、預金者が銀行のATM引き出しに(時間内は)手数料が掛からないのと同じ感覚か。
チャージ手数料が安いが、決済手数料が安い理由かと勘違いしていた。
日本の銀行もプリペイド決済に本腰入れるのはお金を集められる可能性があるからだったのかな。