日本の自殺率は世界6位。予防サービスは、UIを改善すべきだ
2018/9/10
日本の自殺率は、世界ワースト6位──。
バブル崩壊後に自殺者数が3万人を突破した日本の自殺率。しかし近年では、中高年の自殺率は減少傾向にある。
これに対し、減っていないのが、若年層の自殺率だ。海外と比べてもひときわ高く、毎日およそ15人が自殺によって亡くなっている。
自殺対策基本法では、9月10日から16日までを自殺予防週間としている。その初日の本日、NewsPicks編集部は、近年のテクノロジーを活用した自殺予防の取り組みに注目。
若者を対象に自殺予防活動に取り組む、NPO法人OVA(オーヴァ)代表の伊藤次郎氏が、日本の自殺予防の現状や、これからの予防サービスのあるべき姿を語る。
「デジタル広告」を使った自殺予防
私達OVAは、2013年から活動を始め、2014年にNPO法人化しました。今日に至るまで、グーグルのリスティング広告を使った自殺予防の活動をしています。
リスティング広告とは、検索エンジンを使ったときに、その検索キーワードに連動して表示される広告のことです。よく、検索画面の上部に表示されます。
特定の地域で自殺関連語を検索すると、検索画面に「死にたいあなたへ」という旨の広告が表示され、特設サイトに誘導します。
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