災害時に弱いキャッシュレス社会、現金が重要に。セイコーマートの事例より(久保田博幸)
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注目のコメント
現金が必要というより、BCP対策のために蓄電システムが必要。
安易に現金社会を推奨するより、今回の原因の解決が必要。本社のコンピューターがダウンしたのであれば、ダウンしないようにできなかったのか?の検討が必要で、キャッシュレスを反対するのは間違っている。
キャッシュレス社会の方が災害時に、現金の持ち合わせがなくても購入できるし、店舗に現金が無くて済むので被害も少ない。絶対にその方がいい。キャッシュレスが災害に弱いんじゃない、ホストコンピューターに処理を依存するアーキテクチャが災害に弱いんである。
クレジットカード決済の弱点はまさにこれ。オーソリゼーションシステムが中央処理になっている所が災害時の弱点に直結する。
しかし、SuicaなどFelica系の決済システムはStored value方式をとることで、ホストコンピュータに依存しなくても稼働できるように工夫されている仕組みになっている。だから補助バッテリーさえ確保できればネットワークの断絶がしばらくあっても問題なく稼働できる。
むしろ、災害時の会計の効率を下げてしまったのは、PoSレジシステムを中央のネットワークホストに依存させるように作っていることが原因でしょうし、それがウィークポイントになったというなら、本質的には支払いシステム側の問題ではなく、販売管理システム側の問題だろう。
そこを一緒くたにしてしまって、キャッシュレスの弱さとして一方的に語るのはフェアではないように感じる。どちらか一方じゃないっつってるのにねぇ。。。
今の世の中は電源喪失時でも現金なら使えるので、イザというときのためにおのおのが必要と思うだけの現金を持っておけばいいんじゃないですかね。
実際ただのプラスチックの板になって困ったんでしょうし。
自分の近くに現金があるのがどうしても嫌なら非常用持ち出し袋の奥の方にでもしまっておけばよいのでは?
それすら嫌な理由がわかりませんね(誰も嫌とは言ってないか?)。
で、これからもキャッシュレス+どんな時もそれが使える仕組みづくりを進めていけばいいだけなんじゃないかと。
一方で、全電源喪失みたいな非常時にどれだけ「キャッシュ」が必要になるかを考えると、電子であれ現物であれキャッシュなんかより生きるためのモノを用意しといたほうがいいんじゃないかという気もします。
ということで「どんだけカネ使いたいんじゃ」という感想に落ち着きました。