カリフォルニア州、2045年までに再生可能エネルギー100%へ
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2025年までに再生エネ100%にする法案が、議会の多数決で決定と日本では考えられない。そして既に44%が再生可能エネルギーだというのも驚きです。十分に可能でしょう!
しかし太陽光は24時間安定的に発電できないので蓄電池が普及のカギを握り、テクノロジーの進化により価格が下るという記事。
これはこれで良いが、もう一つ燃料電池も考えて欲しい。家庭では無理であるが、電力を集積してそれを燃料電池(水素)に蓄えることで、有効利用ができる。燃料電池を推進している日本での論法であるので、アメリカでは難しいね。「電力の不安定リスクは他の州へ」という欧州で実施されているお粗末な結果にならないよう応援しております。
【家庭で使用する電力】を中心に太陽光発電+バッテリーで100%を目指すという話ですが、家庭で使用する電力の多くは(日本の場合)冷蔵庫とエアコンが賄えれば良い程度なので、既存のリチウムイオンバッテリーが高度化すれば充分に実現可能そうです。
7年ほど前に私は将来コバルトの枯渇・高騰により低価格化にブレーキがかかるのではないかと予測していましたが、コバルトを使わない技術が実用化されつつあるため、実現する可能性は非常に高くなったと思います。記事にあるとおり、2045年を待たずに実現できるかもしれません。
一方で、記事にはありませんが【商用電力】を蓄電する技術はまだまだ先の話に見えます。現状ですと「電気を蓄電するために外部電気を使う」という不安定な仕組みが主流ですので、これは解消されていくべきだと思います。2045年まではまだ時間がありますので、是非とも実現して頂きたいものです。
また日本の場合は、ダムを増やさなくても水力発電を3倍にまで高める事が可能だと見られています。
https://toyokeizai.net/articles/-/129147
欧州の再生可能エネルギーも水力発電の大幅増強による部分が大きいと思います。日本は欧州と異なり河川が急流なのでこれを活かさない手はないと思います。
更に、新型地熱発電(高温岩体発電やマグマ発電)や水素発電といった新技術の開発投資も政府の支出により大幅に実施して欲しいと思います。これらの技術は世界をリードする技術になりえると思います。
いずれにしても、少なくとも日本では、現時点で風力・太陽光発電を【商用電力】として普及させるのはただちに止めて欲しいと思いますね。
普及させるべきなのは、あくまでも記事にあるような家庭内の電力を賄う方式にして欲しいものです。『クリーンテック』は、技術なので、累積生産量と学習曲線で価格が下がる!!これこそが「神の方程式」なのです。
通常の新エネは1桁2桁高いので、累積生産量と学習効果の「神の方程式」が動き出さないのです。彗星の故郷に留まっている状態から、動かすことが大事になります。
風力ではデンマークの三者協定が、太陽光ではアーヘン市の買取り制度が、巨岩を動かす最初の梃子になりました。
小生などはPVの学習曲線のグラフを見て早くグリッドパリティにならないものかと思うと同時に、2005年のドイツ再生エネ法改正が引き起こした「投機」は必ずオーバーシュートしてバブル崩壊、つまり、半値八掛け2割引で、技術要因ではない大幅コストダウンが生じると予測してました😅
燃料電池では、家庭用大規模実証3,307台を梃子にしようとしました。23万台まで来たのは悪くないですがもう一歩です。自動車はマダマダです😅
記事はちょっと不勉強で、イーロンマスクがハワイでリチウムの蓄電池で何故失敗したのか、日本のベンチャーが同じハワイでニッケル水素で成功したのかを把握しないとダメでしょう。それに、水素での貯蔵を中国は真面目に考えてます。
せっかく「神の方程式」を紹介してくれたのはいいんだけど、深く広く考えて欲しいなあと思います✨