今日のオリジナル番組


詳細を確認
どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
本日配信
24Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
バリアフリー対応にするのであればEV設置以外にもクリアすべき項目は数多にあります。幅員や点字ブロック、手摺、便所などなど。結構大変で、3000人以上の乗降者がいる駅舎はそんな感じです。

「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(通称:バリアフリー法)」は2006年に策定され、2011年に改正、今年2018年5月にも改正、というように社会情勢に合わせ改正され続けています。

鉄道建築として大きなターニングポイントだったのは2011年の改正で、この時にバリアフリー適合義務が乗降者数5000人以上の駅舎から3000人以上の駅舎に引き下げられました。対象となる駅は1.2〜1.3倍に増加。これは冷静に考えて結構な設備投資です。しかしながら、この方針は割と順調。全国の駅舎の段差解消率は2017年で94%まできています。2020年に100%という目標もすぐそこです。人口が減るという皮肉さもありますが、一先ずそれは置いといて、こういうことに一途に取り組むのには本当に長けた業種だと我ながら感心します。

さて、少し脱線しましたが、今年の改正では「心のバリアフリー」という言葉が出てきました。建築の範囲だけに留まらず、障害者の気持ちに寄り添ってサポートするといった内容です。結局、バリアフリー建築を使うのは人なんですよね。そこを考えなきゃダメだと思います。駅にはバリアフリーのための設備がたくさんありますが、人によってはそれらを使うためにサポートを受けなければならないものもあります。さらっと言ってますが木村さんの仰るような将来は必須だと思いますし、名古屋城のこの問題もそういう側面からアプローチしていきたいですね。
支持。人権というのはあくまで生存権において守られるべき。娯楽たる観光でまで全てバリアフリーにはできるはずがない