世界の港に忍び寄る中国の影 日本の港湾運営に勝機はあるのか?
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この記事でかけている視点は、中国が巨大な物流の手配権を握っているということです。かつては日本も物流の手配権を握っていました。それを持つ商社等に日本の船社がアクセスしたのです。従って日本にもハブポート等があったのですが、今では物流は中国を中心に回っています。その上建設資金まで出すのですから、勝負になりません。
人流では巨大な中国人観光客の数の力で、いずれ日本の地方空港の経営は左右されるようになるでしょうが、インバウンドインバウンドと叫んでいる現状では、港湾ほどの危機感はないようです。ジブチ、モルディブ、コロンボはインド洋の真珠のネックレス戦略と呼ばれています。
いまパキスタンの西岸グワダルという寒村で巨大な港湾施設を建設しています。
ここもパキスタンが借金のかたにチャイナの40年借地となっています。
これでマラッカ海峡以東側に拠点が出来ると完成です。
トルコも借金苦ですから、格好のターゲットですね。
日本には真似できない国家戦略ですよ。