Mellow、不動産業界における新たな土地の活用方法を提供する、日本初の公開空地活用サービス「しゃれ街」をリリース!
コメント
注目のコメント
Mellowからまた新しくプレスリリースが出ました。
「公開空地」「しゃれ街」など、Mellowに関わるまでは不動産業界に馴染みが無かった昔の自分にとっては「?」なプレスリリースですが、業界にとっては大きなリリースです。
本来建築基準法では区画によって20mないし31m以上の建物は建ててはならないと規制されているのですが、「公開空地」と呼ばれる地域住民に対して開かれたオープンスペースを私有地内に設けることで、その規制を緩和することができます。ですが、その公開空地は営利目的の活用ができないよう規制されているので、ベンチを置いたりするくらいの活用しかできていない状況が続いていました。
そんな中「もったいないから公開空地をもっと幅広く活用できるようにしよう!」ということで出来たのが「東京のしゃれた街並み推進条例」(通称:しゃれ街条例) という条例。これは特定の条件に基づいて公開空地を営利目的での活用を可能にするものです。しかし、適用条件が複雑だったり、用意しなければならない書類が分かりにくかったりと、条例適用までに多くのハードルがあるのが実際でした。
こういった状況に対して、フードトラックを活用したランチスペースであるTLUNCHを広めていく中で課題を感じて立ち上げたのが今回のサービス「しゃれ街」になります。Mellowがまちづくり団体として「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の活用に必要な調査や申請、運営業務まで一貫して行うことにより、スムーズな公開空地の活用を実現することができます。
今回のリリースまで、政府および自治体各所の方々に、度重なるヒアリングや相談をお受けいただき感謝しております。また、今回の件を主体となって推進した当社メンバーにも感謝。
このように、派手ではない取り組みかもしれませんが、実直に社会課題に対してアプローチし続けていきます。いわば遊休地の有効活用で、素晴らしい取り組み。
所有者も定期報告など管理が大変で、利用の手続きも煩雑。
横浜みなとみらいなど良い事例は少なからずあり、業界人なら誰もが思いつくが、実際行動に移す人はほぼ皆無なフィールド。
公開空地は、マンションだけでなく、病院やオフィスなど土地が希少で地価の高いエリアに多いため、コミュニティのためになる有効活用を期待したい。