「甲子園病」の処方箋。酷使されるエースたちを守るために
コメント
注目のコメント
この夏に『甲子園という病』(新潮社)を上梓したこともありまして、色んな方からご意見をいただいたり、議論をいたしました。その中で、よく言われたのが『高校球児の全てがプロに進んだり、上で野球をやるわけではなく、高校野球でおわる子の方が多い。高校野球で燃え尽きたいという子に、球数制限があったら可哀想じゃないか』と。僕が思うのは『燃え尽きたい』というのは精神的なものであっても、肉体的なものであってはいけないということです。『彼は高校で野球を辞めるから、身体が壊れてもいい』という発想は虐待なのではないでしょうか?目先にこだわって高校生を故障させるのではなく、守る。ルール化されるまでもなく、制限できる指導者が生まれて欲しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎彼のような指導者が出て来て欲しい
高校野球でMLB式の球数制限を導入?
神奈川の公立高が示したその可能性。
https://number.bunshun.jp/articles/-/831435?page=1
『甲子園という病』(新潮社)
https://www.amazon.co.jp/甲子園という病-新潮新書-氏原-英明/dp/4106107791/ref=redir_mobile_desktop?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=BA71BAZPQ2T2SBDWRKHN&ref_=zg_bs_2220228051_6高野連には日程の緩和を早急に行ってほしい。夏の甲子園大会はもちろん、年間スケジュールの見直しについても。NHKや朝日放送から正当な対価として放映権料を支払ってもらい、それをスケジュールの緩和で生じる費用にあてる。この夏、放映権料を買いに来た海外放送局に対し、学生憲章などを理由に売らなかったという話を耳にしたが、お金は社会を健全に回すために存在すると考え、高野連が責任を持って健全に活用すればいい。学生憲章も大事だが、選手の未来、加えて現在の健康も大事。
科学 VS 精神論。精神論を美しいと思う風潮がある限り、この問題は一気には解決されないでしょう。経済学でも証明されていますが、人は必ずしも合理的な判断ができるとは限らないという典型例の一つと思います。