コメンテーターがテレビで中身ない発言せざる得ない事情 - NEWSポストセブン
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注目のコメント
昔収録ででた番組では、言いたいことを言っていたら、ディレクターから司会者に「大場に話を振るな」と露骨な指示がなされ、編集でも私の発言は99%カットされてしまいました。
生放送でも、事前にディレクターから「◯◯な感じでお願いします」とコメント内容を事前に指示されたので、嫌だと言ったらもう呼んでもらえなくなりました。
ま、そんなものかも知れません。
テレビに良く出る専門家ほど予測が当たらないという研究もありましたが、「視聴者受け」と「炎上しない」がKPIなので、攻めた内容のないつまらないものになってしまうのでしょうね。テレビ番組制作の専門家ではないので、コメンテーターの役割は知らないが、大きくわけて、①当該のテーマの専門家として分かりやすく解説する、②一般人としての意見や感想を述べる、または、③混ぜっ返す(笑いをとる)ことでその場の緊張を解きほぐすといった役割のように見える。
芸能人は、もっぱら②や③の役割だと思う。したがって、中身がないと非難するのはやや酷だと思う。
この議論は、社外取締役についての議論と似ている。社外取締役が、①と②のうちどちらの役割が適当かという議論がある。社外取締役は、以前は取締役会の外形を整えるだけの「ラバースタンプ(ゴム印)」と揶揄されていた。中身のある意見を述べている社外取締役は果たして何人いるだろうか。