【プロピッカー】9月は「小売・流通」「中国ビジネス」

2018/9/3
2018年9月の「マンスリー・プロピッカー」のテーマは「小売・流通」と「中国ビジネス」で合計12人が就任します。本記事ではその概要や、各プロピッカーのプロフィールを紹介します。
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小売・流通

たおか・けい
リクルート、ポケモン法務部長&US子会社SVP、マッキンゼー、ナチュラルローソン執行役員、IMJ常務執行役員、JIMOS代表取締役社長を経て、現在ニトリホールディングス上席執行役員。デジタル領域全般(EC、WEB広告、SNS、アプリ、O2O施策、購買分析)を担当。IMJ子会社と合わせて通算9年の社長歴。現在はアジェンダノートにてインタビュアーとして連載企画『ビジネスにイノベーションを起こす「思考法」』を担当。
かまだ・ゆみこ
カルビー上級執行役員事業開発本部長。JR東日本でエキナカ事業を仕掛け、2005年には「ecute」を運営するJR東日本ステーションリテイリング代表取締役社長に。2008年からJR東日本で「地域活性化」などを手がけたのち、2015年に同社を退社。同年2月より現職に就き、カルビーのアンテナショップ「カルビープラス」や日本の流通菓子を集積させた「Yesterday’s tomorrow」などのBtoC事業、新規事業を担当。
すずき・やすひろ
富士通にて、SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事、ソフトバンクに移り、営業・新規事業企画に携わる。1999年ネット書店イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立。社長に就任。2006年セブン&アイHLDGS.グループ入り。2014年執行役員に就任。グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。2015年同社取締役CIOに就任。2017年にデジタルシフトウェーブを設立し、社長に就任。デジタルシフトを目指す様々な企業をサポートしている。SBIホールディングス社外取締役も兼任。著書に『アマゾン・エフェクト!』(プレジデント社)がある。
あだち・ひかる
1968年、米国テキサス州生まれ。一橋大学商学部を卒業後、P&Gジャパン マーケティング部に入社。戦略コンサルティングファームのブーズ・アレン・ハミルトン、およびローランドベルガーを経て、2005年にドイツのヘンケルグループに属するシュワルツコフヘンケルの社長に就任。赤字続きだった業績を急速に回復した実績が評価され、2007年よりヘンケルジャパン取締役 シュワルツコフプロフェッショナル事業本部長を兼務し、2011年からはヘンケルのコスメティック事業の北東・東南アジア全体を統括。ワールド執行役員 国際本部長を経て、2015年より日本マクドナルド上席執行役員 マーケティング本部長に就任。同社のV字回復を牽引し、2018年6月に退任。2016年「Web人賞」受賞。翻訳書に『マーケティング・ゲーム』『P&Gウェイ』(東洋経済新報社)等。オンラインサロン「無双塾」主催。

中国ビジネス

たなか・としかず
日中でのスタートアップおよびイノベーション連携を推進する日中スタートアップ、コーポレート・アクセラレーター 匠新(ジャンシン)の創業者CEO。日中連携を推進するアクセラレーターは匠新が唯一。また中国で最も国際的なアクセラレーター「XNode」のマネージングディレクターも兼務。 2013年に独立する以前はデロイトトーマツにおいて12年間M&Aアドバイザリー業務や投資コンサルティング業務、株式上場支援業務、上場企業監査業務等に従事。うち2005年から2009年の4年間はデロイトの上海オフィスに駐在し、中国企業の日本IPOプロジェクトや日系企業のIFRS監査、投資コンサルティング業務等に従事。デロイトトーマツに入社する以前はHewlett Packard社でシステムエンジニアとして4年間の大企業向けエンタープライズシステム開発・販売にも従事し、ITのバックグラウンドも有する。 東京大学工学部航空宇宙工学科卒業、米国公認会計士、中国公認会計士科目合格(会計、税務)。 日経クロストレンドで現在中国テックジャイアント「BAT」の記事を連載中。
ふじい・やすふみ
ビービット上海勤務、1984年生まれ。エクスペリエンスデザインの仕事をする傍らで、音楽映像の制作を行う。 2011年、ビービットにコンサルタントとして入社し、金融、教育、ECなどさまざまな企業のデジタルUX改善を支援。 2014年に台北支社、17年から上海支社に勤務し、現在は現地の日系クライアントに対し、モノ指向企業からエクスペリエンス指向企業への変革を支援する「エクスペリエンス・デザイン・コンサルティング」を行っている。 2018年8月『平安保険グループの衝撃―顧客志向NPS経営のベストプラクティス』(きんざい)を監修、出版。東京大学大学院学際情報学府情報学環修士課程修了。
たかぐち・こうた
ジャーナリスト。 1976年生まれ。中国経済・企業、中国企業の日本進出と在日中国人社会をテーマに取材を続けている。現地取材を徹底し、中国国内の文脈を日本に伝えることに定評がある。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)。ニュースサイト「KINBRICKS NOW」、個人ブログ「高口康太のチャイナ・ウォッチング」を運営。

新規プロピッカー

くろかわ・きよし
政策研究大学院大学・東京大学名誉教授医学博士。1969~84年在米、UCLA医学部内科教授、東大医学部教授、東海大医学部長他を経て現職。国際科学者連合体の役員等を務め、日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員、内閣特別顧問、国会の福島原発事故調査委員会委員長(2011年12月‐12年7月)、GHIT Fund 代表理事(2013年1月~18年6月)などを歴任。現在、日本医療政策機構代表理事、内閣官房健康・医療戦略参与、MIT Media Lab、2014年4月からWorldDementia Council 委員、野口英世アフリカ賞委員長、沖縄科学技術大学院大学学園理事をはじめ、国内外の大学等の理事を務める。
かん・はんな
韓国でニュースキャスター、経済専門チャンネルMCやコラムニストなどを経て、2011年に来日。現在ホリプロに所属し、タレントとして活動中。NHKEテレ「NHK短歌」レギュラー出演や、テレビ東京「未来世紀ジパング」で韓国事情を語るなど多方面で活躍。2016年「第62回角川短歌賞」佳作、2017年「第63回角川短歌賞」次席に入選し、初めての外国人入選者として話題を呼ぶ。また2017年からコスメブランド「アイムハンナ」を立ち上げ、韓国コスメビジネスを日本に広げている。2015年、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府地域社会専攻を修了し、現在、横浜国立大学大学院で博士後期課程在学中。主な研究分野は、国際政治関係(特に日韓関係、または東アジア研究)と韓国社会研究。その他、韓国では日本に関する書籍を8冊出版。元数学オリンピック韓国代表。
おかもと・ゆういちろう
1954年、福岡生まれ。哲学・倫理学者・玉川大学教授。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、現職。 西洋の近現代思想を専門とするが、興味関心は幅広い。WIRED日本版のWIRED Business Bootcamp 2017「哲学講座」の講師を務めたり、「Innovative City Forum 2017――人工知能時代のアートの役割」と題したセッションに登壇するなど、<哲学>と<テクノロジー>の領域横断的な研究をしている。
 著書に、人工知能や遺伝子工学など現代社会のさまざまな問題に対し、世界の哲学者たちの思考をまとめあげた『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)の他、『フランス現代思想史―構造主義からデリダ以後へ』(中公新書)、『思考実験―世界と哲学をつなぐ75問』(ちくま新書)、『12歳からの現代思想』(ちくま新書)、『モノ・サピエンス―物質化・単一化していく人類』(光文社新書)などがある。
ふじもと・ただし
1987年東北大学工学部卒、日刊工業新聞社入社。城南支局(現南東京支局)を振り出しに、記者として機械、建設産業、経済産業省、諏訪支局長、バイオ産業などを担当。科学技術部長、第一産業部長、デジタル編集部長を経て2018年4月からモノづくり日本会議実行委員長。
せお・まさる
1993年講談社入社。『月刊現代』『FRIDAY』『週刊現代』の各編集部、ジャーナルラボなどを経て、『現代ビジネス』創刊編集長、第一事業戦略部部長、コミュニケーション事業第一部部長 兼 IT戦略企画室担当部長などを歴任。2018年8月にスマートニュースに入社。
8月末で内藤忍さん、Yahagi Tetsuさんがプロピッカーを退任いたしました。これまで専門的なコメントをいただき、ありがとうございました。

また、マンスリー・プロピッカーとしてコメントをいただいた鬼頭武嗣さん、伊藤嘉盛さん、橋本武彦さん、1カ月間ありがとうございました。

竹内薫さん、三嶋 雄太さん、山田悠史さん、須田桃子さん、島田祥輔さん、金谷元気さん、清田陽司さん、玉木雄一郎さん、これからも引き続きよろしくお願いします。

次回の新規プロピッカーの紹介は、1カ月後を予定しています。プロピッカーについてのご意見、ご要望や自薦、他薦については、こちら〈 info@newspicks.com〉からお問い合わせください。