【田中修治】マーケティングを駆使した、ビジネス小説出版秘話
コメント
注目のコメント
補足させてください(笑)
>胃潰瘍になったり
たしかに最初の年の12月に胃がキリキリ痛んで我慢できなくなって胃カメラ検査を受けました。クリスマスイヴでした。しかし結果は『異常なし』だったのです。内臓系は人一倍強いようです。
>夜中に突然、意味不明なメールを送ってきて奇声をあげたり
当時は毎晩『売上実績速報』を檄文付きで社内にメール配信していました。深夜2時か3時ごろ、檄文がどうしても思い浮かばないとき、代わりに「ウオーーー」とか「ウヒャーーー」みたいな悲鳴を書き殴っていたのです。
+++++++++++++++
銀行は「資金繰り計画表を出せ」と要求します。しかし普通にシミュレーションしたら、常に翌月末の資金が足りない。月の半ばを過ぎても、当月末や翌月5日の目処が立たない。
日繰り表を毎日更新しながら、数万円単位で全ての支払予定をコントロールしていく→酷いときには月商5億円でも預金残高が1千万円を割ったり・・・そんなことを80ヶ月以上ずっと繰り返していたわけです。
小説ではたまにドカンと大きな資金ショートが襲ってくるイメージですが、現実は毎月がピンチでした。
「ピンチはピンチ(チャンスなんかじゃない)」
「ピンチでも、続けば日常」(シームレスピンチ?)作家とするような打ち合わせと、素人だと思ってあまり直さない打ち合わせ、どちらがいいですか?と聞いたら、作家バージョンでやってみたいとのこと。無理だと思いつつ、そういう打ち合わせをしたら、完璧に直してきて、この人は何者なんだ!と思わされた。
閑話休題。今日は壮絶な経営体験からちょっと離れて、小説出版に際するこぼれ話が展開されます。
初めからベストセラーを狙うとは、田中さん、思った以上にしたたかです。本連載の皆さんのコメントを見ても、綿密なマーケティングの効果が出ているようです。
個人的にはとにかく、奥野さんが今もお元気で本当によかったです!!