【田中修治】東日本大震災での転機。そして海外へ進出
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昨日までは読んでいるこちらまで胃がキリキリしてきましたが、今日は特に下記の引用箇所のエピソードに胸熱です♪
「この震災の経験があって、メガネは生活にとって欠かせない必需品だということを改めて実感しました。僕たちが売っているのはメガネではなく、「メガネをかけて見えるようになった世界」だと、初めて気づいたんです。」
「社員からは「ああ社長、やっと気づいてくれたか」という空気が漂っていました。裸の王様が、ようやく服を着た瞬間です(笑)。」東日本大震災のとき、避難所に視力測定機器を持ち込んでメガネを配布を行っていると、日経新聞の記者の方がその避難所に取材に来ていたのです。ほんと偶然に。そして翌日の新聞に写真付きで取り上げられて・・・
「すばらしい」と称えてくれる銀行もあれば、「返済リスケ中なんだから(こんなのにカネを使うのなら)事前に報告してもらわないと困る」とクレームをつけてきた銀行もありました。
「急を要するボランティア活動さえも銀行に伺いを立てなきゃいけないの?」と呆れたのが忘れられません。
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シンガポール進出が絶好調なことを知られたくなくて情報統制を敷いたとき、企業調査会社(TDB・TSR)さんに対しても、一切の情報提供及びインタビューをお断りしました。
それ以前は包み隠さず情報開示していたので「業界全体が情報戦の様相を呈しているので・・・」ときちんと説明をし、担当者の方には理解していただきました。しかしながら「情報非開示」として評点が大幅にダウン!
これが後に、私たちを相当に苦しめることになりました。。震災の時は本当にキツかったですね。安定した経営継続の為に内部留保を必要以上に多く置いておく経営者の気持ちが凄くわかりました。与信力と内部留保と投資、どう配分するかのバランスが大事ですよね。言葉にするのは簡単だけど実践するのがとても難しい。