モンスター銀河を観測 猛烈に星を作り出す
コメント
注目のコメント
何気なく(メモ的に)ピックしたのに、分野のトップに挙げられてしまうのがNPの怖いところ(笑)
現在の宇宙に沢山の銀河があって、そこに沢山の星があるってことは、ビッグバン以降過去のどこかで沢山星を作る(※)必要があったってことです。宇宙の成り立ちを考えると、星形成のピークが割と宇宙の初期に行われていたと考えられてきたが、今回の研究では電波望遠鏡(アルマ)を使って観測的にその証拠を得たというのがざっくりとした内容。
【※】星を作るには母体となるガスが、局所的に自分自身の重力(自己重力)でガスの圧力に打ち勝って潰れて塊になる必要があって、それを引き起こすのが自己重力不安定性というメカニズム。
【元コメント】
Natureから出版とのこと。これ(※)ですね。arXivでは見つけられませんでした。取り急ぎ。
【※】https://www.nature.com/articles/s41586-018-0443-1これってあの噂のモンスター銀河オロチ?
オロチの名前は、日本のヤマタノオロチから命名されたんだそうで、観測された全宇宙で一番明るいスターバースト現象が起こっている銀河だから、モンスターの王という意味でつけられたのだそうです。
天文学者も意外とロマンチストですね。