障害者雇用:水増し問題 「死亡職員も算入」 省幹部、意図的水増し証言
毎日新聞
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この水増し問題と東京医大の入試不正問題の共通点。双方とも、大規模で明らかな不正行為がシステマチックに(ほぼ堂々と)と行われていたのにも関わらず、内部告発が長期間なかった。気付いた人はいたはず。硬直した人事制度、極度の同調圧力。日本社会を蝕んでいる。
悪意はないと信じたかったのですが、これは悪意の塊と言われても仕方ありません。毎日新聞の取材にある省の幹部は「水増しは法定雇用率を満たすためだった。死者を算入した以外にも強度近視の職員を算入したり健常者の管理職が(担当者に)自分も障害者に含めるよう指示したりしたケースもあった」と証言しました。
NHKは緑内障と申告した職員や補聴器をつけた職員も算入していたと伝えています。糖尿病の職員の算入を報じているメディアもあります。
モラルはいったん崩れると、どこまでも行くものですが、まさにその典型例になってしまいました。文書も偽造するし、文書が出てきても白を切るし、そして今回の水増し問題。中央官庁のマネジメントは性悪説を前提にしないといけないのでしょう。
少なくとも、バレたら厳罰という原則を徹底すべきです。