「アマゾン効果」が物価動向に影響か、ジャクソンホールで論文
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なるほど。確かに影響があると思う。
Amazonを基準として、価格変更の頻度と地域差がない価格の浸透が高まったのを実感する例を日本で挙げるとするなら、価格コムで各地域の店舗の商品価格を比較しなくなったことだなと。ECに物価引き下げ効果があるなは日銀も同様の見解なはず。
更に言えば、今後は消費者物価の計算にECの価格を入れることも検討される。
一方で、ECの普及により情報の非対称性がなくなり、結果として物価のあがりにくくなること自体は悪いことではない。需要が高まらずに物価があがらないのとは違う、ある意味いいことだ。
景気浮揚=物価上昇という図式自体を考え直さないといけないのかもしれません。私はWSJの報道だけを見ている(原典は読んでいない)が、今年のジャクソンホール提出論文は例年以上に興味深いものが多いようだ。アマゾン効果も日銀が言及するデフレ要因のとは違った切り口で分析している。
この記事をピックするNPはなかなか気が利いていると思う。