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旭化成:ヘルスケア分野でも大型買収へ、バイオ医薬品市場に商機

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    証券アナリスト

    現在の事業規模はざっくりいって売上高二兆円、営業利益二千億円ですが、旭化成はこれをそれぞれ三兆円、三千億円にひきあげる計画です。
    この際、主力のケミカルと住宅への依存度を下げヘルスケアを大きく伸ばす目論見だと公表されていますので、これに添う動きだと思います。
    同社はS-SBRやリチウムイオン電池セパレーターなどでプレゼンスを高めていますが、さらに新しい成長ドライバーが加わるのかMA動向が注目されます。


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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    バイオ医薬品企業は、どこもかしこも相当高いお値段がついてしまっているので、投資規模1000億円で買収できるところといったら、対象企業はベンチャーでしょうか。

    または、医薬品ど真ん中ではなくて、医薬品の構造安定性を図るための添加剤などをつくっている企業とか??


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    「具体的には、バイオ医薬品などの効果を高めるために必要な添加剤の製造技術を持つ企業の選定作業を進めている。」
    「バイオ医薬品は従来型の医薬品では治療が難しいがんや免疫疾患などに使用される。添加剤は薬の効果を高めるのに不可欠だが、海外を含め研究開発負担の大きい大手製薬各社は製造を外部委託する傾向にある。旭化成はこれらを顧客に想定している。」

    医薬品そのものを作らなくても、相当儲かるんですかね。バイオ医薬品市場、すごい。


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