この連載について
世界のイノベーションの中心地であるシリコンバレーが、中国の新興企業の「研究」に必死だ。時価総額にして1000億円を超えるユニコーン企業が200社近くも生まれている中国を、NewsPicksが徹底レポートする。
Twitter(ツイッター)は、アメリカ合衆国、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くTwitter, Inc.のソーシャル・ネットワーキング・サービス(情報サービス)。「ツイート」と呼ばれる半角280文字(日本語、中国語、韓国語は全角140文字)以内のメッセージや画像、動画、URLを投稿できる。 ウィキペディア
時価総額
3.97 兆円
業績

アップル(英語: Apple Inc.)は、iPhone、iPad、Macintosh(Mac)、その他ウェアラブル製品や家庭向けデジタル製品、それら諸製品のソフトウェアなどを開発・販売している多国籍企業である。2007年1月9日に「アップルコンピュータ」(英語: Apple Computer)から改称した。 ウィキペディア
時価総額
244 兆円
業績

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【現場発】アリババが増殖させる、「未来のスーパー」の衝撃
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【完全解説】シリコンバレーの「先」を行く、中国最強のユニコーン15選
NewsPicks編集部 2016Picks
起業家なので、山あり谷ありの人生なのですが、中国ならではの国事情もからみ、裏話は非常にドラマチックです。また、中国の起業家が猛烈に働いている様子がよくわかります。
中国に起業家を表す言葉として「996」という言葉があると聞きました。「朝9時から夜9時まで、週に6日働く」ということだそうです。中国で取材している起業家に聞いてみたら「997、それ以上かも」という返答でした。この働き方はシリコンバレーでも大きな話題になっており、このままでは中国に抜かれてしまうという焦りにも繋がっています。「シリコンバレーの起業家はこの働き方を見習った方がいい」という論調まで出ているほどです。
第二に、テック系起業家は(けだし当たり前だが)CSやITのディグリーをちゃんと持っている事。アリババ・ジャックマーは英語教師みたいなごく例外こそが有名になりがちだがテンセントもBaiduも、これらすべてのユニコーンもそうです。インドもそう。米国は言わずもがな。文系起業がさかんな日本は世界では例外。
読んでパワーと、今後を考えるプッシュをもらいました!!
『モデルを完全コピーした上で、本家よりも充実したサービスにすることを王道だと主張する。』
ITに限らず、車やパソコン、カメラ、音楽や文化だって、よく考えたらその通り。
それを、強みに変えていく力が熱い。
「Tik Tok」は世界で人気の独自のサービスに。
我々も死にものぐるいでやらねば。
そんな彼女がアップルCEOのティム・クックと、出資交渉のミーティング時に放ったというユーモアが、「フルーツの名前がつく企業は、歴史的な偉業を成し遂げますね」というもの。ディディの法人登記名は「スモールオレンジ」であり、同じく果物の名前がつくアップルと共に、歴史的な企業になりますよという洒落です。
新しいチャレンジをしようという起業家の面白さは、洋の東西を問わず、ものすごく魅力的です。スティーブ・ジョブズの伝記に魅了された人は、きっと中国で活躍する主人公たちにも、きっとインスパイアをされるはずです。
記者としても、一度はインタビューをしたい人ばかりです。NewsPicksのデザイナーがまとめてくれた、彼らの名言とともに、5人のカリスマ起業家たちの人物像を紹介します。
・草根: いわゆる国内出身の叩き上げ。泥臭いオペレーションやウェットなリーダーシップに強み
・海亀: 海外帰りを表す海帰と同音の帰国組。一般的に金融/IT/海外BDとIRに強み
mobikeの胡玮炜、美团大众点评の王慧文、byte danceの张一鸣が「草根」、滴滴の柳青(GS)、DJIの汪滔(香港科技大)が「海亀」とも言えます。
VCにとって魅力的な経営陣は、「草根」と「海亀」の融合した経営チームで、まさに滴滴がその好例。
一般家庭育ちで北京工科大出身、アリババで長年オペレーションを鍛え上げられた程维と、Lenovo創業者の令嬢でGSパートナーを経験しアップルとの数千億円のディールも率いる柳青の組み合わせが、同社の躍進の1つの原動力とも言えそうです。
余談
DJI 汪滔は卒業研究で、機体を落下させてしまいC判定だったそうです。それでも今やメガユニコーンなので、早いタイミングで目をつけ、粘り強く続けることは大事ですね。
たぶん日本経済新聞のような書き方ではこのように記事を構成していくが、
ユニコーン企業だってそれぞれの問題にぶつかっており、これからも難局がいろいろある。
褒めるだけ褒めて、中国のユニコーン企業は今後、平坦の道を歩んでいくのか、
まったくそうではなく、
DiDiもモバイクもたいへん困難な局面にぶつかり、本当に成功するか、かなり心配している。
さらになぜ中国からこんなにたくさんのユニコーン企業が出てくるのか、簡単なコメントぐらい入れたほうがいいのではないか。
かっこいいんだろうけど、ここまでは頑張れないし、頑張りたくない。笑
「起業」「新事業」という言葉で一括りにされがちな概念に左右されずに、自分はどうありたいかをしっかり考えたいと改めて思った。
海外帰りまたは海外をよく知るエリートが、「何とかこのひどい祖国を良くしたい」と使命感を持って取り組んだ結果、上記のような状態が改善されて、しかもモバイル普及や経済成長と相まって日本より便利になってしまったというケースがとても多いです。
日本だと、ここまで強烈なペインポイントがあまりないのですが、他国と比べたり、生活に潜んでいるが当たり前になっているペインポイントを探すことは、余計に重要だと思っています。
余談ですが、カタパルトスープレックスさんがこういう自伝いくつか持ってらっしゃり、一時期、一部のチャイナウォッチャーさんたちが追ってました。例えば
https://www.catapultsuplex.com/entry/meituan-history