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ニュースの本筋はさておき、通貨発行益(シニョレッジ)に関連してよくある勘違いがあるのでご参考まで。「1万円の製造原価が20円で通貨発行益は9980円」というロジックをよく目にしますが、これは間違いです。日本銀行券は無利子の負債であり、日銀B/Sの右側(負債側)に乗ります。当然、左側(資産側)にその見合いとなる資産が乗ってきます。
それは何か?もちろん、国債です。1万円相当の10年国債(金利0.1%)を持っていれば、年10円が日銀に入ります。これが通貨発行益です。要するに殆ど無視出来る紙幣印刷代やこれに携わる職員の人件費を脇に置いた場合、「日銀保有国債残高×利率」が通貨発行益と考えて大きな間違いはない、という話になります。
学者の方でもよく勘違いしている方がいるトピックだと思います。ご参考まで。とにかく1円玉と10円玉は、コンビニのレジ脇の募金箱に全部つっこむようにしている。持ち歩きたくない。>1円玉の製造コストは1枚約3円とも言われ、一橋大学経済研究所の北村行伸教授は「造れば造るほど赤字になる」