生き残りへ再編加速も=長崎地銀統合
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地域銀行の今後の経営戦略のなかで合併・経営統合等はその選択肢に入ってきますし、今回の統合承認で検討の動きが改めて他の地域銀行にも広がることが予想されます。
ただ、様々な論考で述べられている通り、単体であれ合併であれ、どの事業に注力するどんな金融事業者になるのかというグランドデザインが無ければ問題の解決にはならないと考えます。
先週発売の「ファンド情報(2018年8月13日号)」に「地域銀行経営を困難にする『中央機関』の不在」という同趣旨のコラムを寄稿しております。
ここで述べている中央機関的役割の存在が唯一の解たり得るものとは考えていませんが、それぞれの金融事業者が強みとする事業分野にリソースを戦略的に配賦できるよう水平分業的事業運営の仕組みを業界として考える必要があるという問題意識を持っています。
ご高覧頂ければ幸いです。
https://www.jamplatform.com/pdf/20180813.pdf
(*)格付投資情報センター(R&I)「ファンド情報」278号(2018年8月13日号)より、同社の許諾を得て使用(掲載終了日:2019年8月12日)