二次電池3社、コバルト価格の急騰で新素材開発に拍車

コメント

注目のコメント

• Matsunaga Takashi

  バッテリー スペシャリスト

  ・2018年08月24日

  韓国３大バッテリーメーカーはコバルトを最小限に抑えるか、まったく使用しない次世代電池の開発にも積極的に乗り出しているとのこと。
  
  SKイノベーションは、Ni・Mn・Coの比率を8対1対1のバッテリーの量産計画を明らかにした。
  
  サムスンSDIは、NMC811を超えてCoの割合を5％まで下げ、Niを90％以上含むHigh-Niバッテリーに乗り出した。
  
  韓国の電池工業会の調査によると、LG化学を含む3社は早ければ2023年にNi電池を開発する計画ということだが、いかに？
  
  韓国正極材メーカーの１つであるL&Fでは、NMC811もラインナップに加えておりますが、SEM写真はなぜかNi70％まで。
  http://www.landf.co.kr/english/sub02/02_03.asp?chk_on=2
  
  Ni系バッテリーは安全性が課題であることは自明で、Galaxyでやらかした(しかしこれらはATLと旧SONY製)SamsungグループのSDIは、どの市場からHigh-Ni系(NMC811)リチウムイオン電池を投入することになるのか？気になるところ。