情報部門は一番の“業務コンサル”であれ――コーセー 情報統括部長 小椋敦子氏
コメント
注目のコメント
RPAについての考え方
例えば自動発注であれば、適正在庫や在庫の変動を見て必要分だけ発注するというプログラムによる自動化、それこそシステム部門がやらなきゃいけないことじゃないですか。でも、今ITベンダーが言っている「RPAエンジンはこれを使いましょう」という主張は好きではないんですけど。
長谷川: われわれのところで意味があるなと思うのは、例えば1万回クリックが必要だったのが1クリックになるようなことですね。そういう意味では、Webのクロールを自動でやるというのがあるんです。競合店はいくらで売っているか、昔はお店にわざわざ見に行ったんですね。今はそれをWebで、楽天やアマゾンや価格コムをたたいて確認して、うちの値付けというのを考えているわけですけど、これは相当な人力がかかります。100万件の商品を毎日調べるとなると、100万×サイト数を毎日たたくことになるので、機械でやるとかなり手間が削減できる。それをRPAと呼ぶかどうかは分からないですけど。