「縦割り組織」は悪ではない オムニチャネルな「組織と売上」を実現する、ひとつの解
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オムニチャネル推進したい企業さんとかに一番聞かれる事書きました。評価、組織などの話です。
経営者の目線。事業部長の目線。マネージャーの目線などポジションによってやれることは違います。いきなりはできないでしょうからそのレベルごとに解決してゆくのと、オムニチャネル推進したいときは2つぐらい上のポジションの目線持って動かないとできません。なぜなら組織編成なども必要なので。本質は違うのですが、働く以上皆評価してほしいはずなのでそれとフィットさせるのが大切です。ポイントは縦割りになっている組織をすべて統括する部署の存在やリーダーシップでしょう。
戦前の日本軍の場合、陸軍と海軍はすごく仲が悪く、それを調整する組織がなかったようです。
日本の組織はムラ社会志向であり、役所に限らず、「省あって国なし、局あって省なし」になりがちです。
そういう観点からすると、最もオムニチャネル構築が困難なのが日本企業かもしれません。オムニチャネルに限らず、戦略的に強化すべき領域を全体的に網羅できるような役割を設け、その下に諸々を紐づける。というのは非常に大切ですよね。ではないと主語がバラバラになって進まない事が多々ですし。