ギリシャ、8年ぶり支援脱却=国民に「改革疲れ」
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記事の件自体は、6月頃から分かっていたことだ。ただ、負債はGDPの約179%、また、記事にある通り失業率は20%弱という状況だ。そして、多くの公共サービスを切り捨てた上、公的セクターの労働者の賃金は約39%カット…。国家財政の帳尻を合わせるために、国民生活が犠牲にされているといっても過言ではない。国民の不満は高まるだろう。さらに、7月末の大規模山林火災で(原因は放火の線が濃厚だという事だが)、政府の対応に批判が寄せられているし、経済的にも大きな打撃だろう。さらに、国民の不満が高まりそうだ。
ユーロを使用している限り、自分たちで景気を良くすることができず、できることは緊縮財政のみ。実質経済成長率がプラスになったと言っても、金融支援や世界経済の回復によるもので、完全に他力本願。これじゃ厳しいよね。
やっぱり紙幣発行権限は自国で持つべきだと思います。