サイボウズ式: 「個人が会社を使うという働き方はおもしろい」──ホリエモンと新しいカイシャを議論したら、生き方の話になった
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注目のコメント
大企業で働いている人は、一般的に高い給料をもらっている。
そして、その給料は自分の能力が高いからだと信じている人が結構いる。
確かに、大企業で働く人材は、頭脳明晰かつ臨機応変で、調整力は高い人が多いかも知れない。
しかし、大企業の給料が高い理由は、中小企業に比較して労働装備率(社員一人当たりの有形固定資産額)がケタ違いに大きいのが主因。
資本金10億円以上の会社は、資本金1千万円以下の会社の6倍以上、資本金1~10億円の会社と比較しても3倍以上の労働装備率になっている。
つまり、大企業の社員の給料のほとんどは、生産設備やシステムが稼いでいるのです。
大企業を退職して起業しても、なかなか生き残れない理由の一つがこの『稼ぐ力の自己認知不足』にあるわけです。
このリクツが分かると、『個人が会社を使う』というコンセプトが、非常に深い意味を持っていることに気が付くわけです。堀江:そう、こういう話をすると、必ず「食っていくこと」について聞かれるんですよ。ちょっと攻撃しますけど、「食っていく」ってなんですか? 定義を教えてください。
浜田:お給料が入らないと、生活費がないから、食費も家賃も払えない。つまり生活ができない、ということです。・・・・・
やばい!このやりとり面白い!浜田さん、がんばれ!笑堀江さんの考え方、とても好きです。
『今でも役に立ってないと思いますよ。ぶっちゃけほとんどの人は、大して貢献していないんです。』
いやぁ、ホントですね。
グループ企業がグループ会社の商品使うことでカネを内部で回し…ということを、国や世界の中で回しているだけといえば、それだけのことなんですよね。
グループの枠の外に回したカネは国の枠の中で回るだけ、国の外に回したカネは世界の中で回るだけ。
そう考えると、誰もが社会に貢献しているようで、地球の外から俯瞰的に見れば実は何もしていない。貢献していないように見える人も、実はちゃんと貢献しているということになると思います。
堀江さんは、私の書いたような考えとはもちろん異なる部分も多いのでしょうが、現実の種明かしというか、もっと根本や原理をわかって(わかろうとして)もらいたいということを、暗に伝えようとしているのだと思います。