家電量販店の“最安値保証”は実はライバル店への「脅し」だった
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注目のコメント
ゲーム理論を使って説明を試みるとこのような論考が可能だと思いますが、家電量販店業界にはそもそもガチな価格比較ができないような業界構造や慣行がビルトインされています。
どういうことかと言いますと、まず第1に、価格そのものが同一の基準ではありません。
現金還元なのかポイント還元なのかで、どちらが本質的にお得なのかは煙に巻かれています。また、長期保証が年間定額だったり都度払われたりで、これも比較不可能。
第2に、多くの量販店では売れ筋商品以外にも自社のみで取り扱っている独自スペックの家電製品をメーカーに作ってもらっていて、各社ともに似て非なる商品で売場が埋められています。価格競争がきついエアコンなどではこの傾向が顕著です。
これらの意味で、家電量販店の世界における「あうんの呼吸のカルテル」は、商品の製造・仕入や価格体系のダブルスタンダードよって成立しているというのがチワワ的な見立てです。これは...!言われて見れば、なるほど(*´꒳`*)(*´꒳`*)
価格でしか勝負できないコモディティ化された業界では、使える戦略ということですなぁ...。
しかも、ユーザー目線では「地域最安値保証」という文字で、頑張っている感を演出もできるので、心理的に好意もモテると...。
勉強になった!